ASSASSIN'S CREED Wiki
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326年に建てられた初代のサン・ピエトロ大聖堂は、今見られる壮麗なバシリカ様式の教会堂とは違って、ラテン十字の形になっていた。入口には〈楽園の庭〉と呼ばれるアトリウムが広がり、信徒を中へといざなっていた。

古代の寺院や神殿には派手な装飾が施されたものが多いが、初代サン・ピエトロ大聖堂のファサードは味も素っ気もなかった。さいわい、カトリックはそういう伝統は一切なしにして、豪華な大聖堂としてサン・ピエトロ大聖堂を再建した。宗教の堕落もここに極まれりだが、美には代償がつきものさ。

新しいサン・ピエトロ大聖堂は、〈ネロのサーカス場〉の跡地に建てられた。サーカスといっても、ピエロが出てくるやつじゃない。古代ローマで、キリスト教徒が大勢はりつけにされた場所だ。サン・ピエトロ、すなわち聖ペテロも、はりつけになった1人だ。こういう反キリスト教的な行為が行われた場所に新しい教会堂を建てさせたんだから、皇帝コンスタンティヌス1世は故意に歴史を書き換えようとしたのかもしれないな。存在しなくなってしまえば、もともとなかったのと同じだろう?

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