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イタリア最大の教会のひとつであり、フィレンツェのシンボルでもあるサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会は、ルネッサンス建築における最初の傑作とよく言われる。

アルノルフォ・ディ・カンビオがこの教会を設計したのは1296年だったが、ドームの工事が始まったのは15世紀に入ってからだ。カンビオの死からすでに長い年月が経っていたから、当時の建築家には、これほど巨大な建築物をどう完成すればいいのかまるで見当がつかなかった。というのも、当時のフィレンツェでは建物を控え壁で補強することが禁じられていたし、モルタルを使うと固まるまで何日もかかったからだ。

だが、手段がないわけじゃなかった。以前、洗礼堂扉の設計をめぐる競争で負けてしまった建築家フィリッポ・ブルネレスキが、今回はみごと、ドームの建設権を勝ちとったんだ。前回のライバル、建築家のロレンツォ・ギベルティを敗ってね。

ドームの材料にレンガを使うことにしたブルネレスキは、上にいる職人のもとまでレンガを運びあげる機械を発明して、迫枠(レンガを積む時にドームの形状を保つ支えだ)を使わずにドームを作ることに成功した。こうして400万個以上のレンガを積み重ねたドームが、1436年に完成したんだ。

1446年にブルネレスキが世を去ったあと、ドーム最上部に明かり取りの塔が加えられた。ここは本来なら聖遺物が安置される場所だが、聖遺物ではなくて実は誰かの墓があるのではないかとも囁かれている。

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