ASSASSIN'S CREED Wiki
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・誕生年:1459
・肩書き:貴族の子女

クリスティーナ・ヴェスプッチフィレンツェでも評判の美人で、画家たちのお気に入りだった。中でもボッティチェリは好んで彼女を絵のモデルに使った。彼女の父親に仕えていた警備の記録によると、エツィオは若いころ頻繁に彼女のもとを訪れていて、「信じられないほどに機敏」であったために誰も彼を捕らえられなかったという。

その美しい外見による逸話に加えて、クリスティーナは彼女のいとこを出世させるのにも一役買ったらしい。それはむしろ、大地主としての肩書きのおかげだろうが。ある晩餐会で、彼女はロレンツォ・デ・メディチマンフレード・ソデリーニに、いとこの船乗りとしての素晴らしい才能について話していたらしい。

まあ、明らかに、彼女はロレンツォを感心させるためにいとこの才能について少しばかり大げさに話したのだろう。ロレンツォは彼女の美しさにひかれ、いとこを雇うことに同意した。クリスティーナは「アメリーゴにお任せください。数年後には、きっとアメリーゴという名前の船会社がたちますわ」と、冗談を言ったという。

だが、実際は大いに手加減した表現だったわけだ。

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